第6回ワークショップ議事録
日時: 2006年10月14日 土曜日 午後4時〜
場所: 大阪産業大学梅田サテライト教室
テーマ: クラス内での学力差(2)
参加者:11名
司会: 柿原 武史
I.
開会の挨拶
II. mini-charla 担当:村上 陽子 「学力差への取り組み〜大学側の対応」
・学力差を緩和し、より勉強しやすく教えやすい環境づくりのための成績別クラス分けの実施について
(例1) 1年必修外国語科目としてのスペイン語の授業を、入学時に行う英語の試験の成績によりクラス分けし、行っている。→教員側のやりやすさ、生徒の学習環境に効果あり。(例2)2年に設けられる必修科目の「コミュニカティブコース」には1年度の成績による選抜が実施される。
(例3)スペイン語専攻のコースで1年後期から成績によるクラス編成を行っている。夏休み明けの実力テスト(マークシート方式)の結果によりクラス分けを行う。→学生が夏休み中に復習を行う動機付けになるうえ、教員側も秋からの授業をスムーズに行うことが出来る。
(例4)例3と同じくスペイン語専攻のコースで前期の成績で後期から成績別クラス編成を実施。成績が良くない方のクラスにはいった学生が質問しやすい環境になっていると思われる。また2年に進級する際にもまたクラス分け試験が行われるので再チャレンジの可能性が与えられている。成績別クラスで行う授業の効果は期待できるが、実施時期や方法についてよく考える必要性があるが、現在このような方法をとっていない大学の教員からも今後実施したいという意欲を示す意見が寄せられた。
III. グループアクティビティ: 使用教科書と進度
グループ1 使用教科書 A
グループ2 様々な教科書による結果
→ 両グループの結果はこちらをご覧ください
グループ3 スペイン語ネイティブ教員に関する取り扱い項目
→ こちらをご覧くださいをダウンロード