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第109回関西スペイン語教授法ワークショップ(TADESKA) 開催のお知らせです。
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2017年7月1日(土) 10:00 - 12:00
場所:茨木市福祉文化会館 201号室
住所:茨木市駅前4丁目7−55
TEL: 072-623-3962
(JR茨木、阪急茨木市駅から徒歩7分程度。茨木市役所とは道路をはさんで北側にあります。)
http://www.ibabun.jp/map_fukushibunka.php 【会場と開始時刻が通常と異なりますので、ご注意ください!】

今年度は昨年度に引き続き、『スペイン語の学習のめやす』を利用した20分教案と、『スペイン語新文法』の講読を行う予定です。

7月のテーマ

1. GIDE(2015)『スペイン語学習のめやす』を利用して所要時間20分の教案を作る
マンガ『サザエさん』を利用して家族について話す
テーマ1:自分、家族、友人について話す (『スペイン語学習のめやす』 pp.40-41, pp.105-106)
担当者:江澤照美

「GIDE(2015)『スペイン語学習のめやす』を利用して所要時間20分の教案を作る
テーマ1:マンガ『サザエさん』を利用して家族について話す」

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初めに教案作成前の考察についてプレゼンをおこない、その後約20分の模擬授業を実施した。
GIDE(2015)では、テーマ1は「自分、家族、友人について話す」(Hablar de uno mismo, de la familia y de los amigos) である。しかし、20分教案で自分・家族・友人のすべてを扱うのは無理があると考え、今回は家族について話すことをメインテーマに据えることにした。
GIDE(2015)におけるテーマの掲載順は授業での導入順序を必ずしも意味していないが、人がコミュニケーション活動をおこなう場合、自分自身や家族など最も身近な人について語ることから始めるのは自然である。他方、日本の教育現場で多く用いられる文法重視のテキストではその多くが、アルファベット → 発音 → 音節 → アクセントの位置 を最初に取り上げ、それが済んでから、決まり文句や名詞の性数、あるいは規則動詞 (またはser, estarかもしれない)と進んでいく。この事実だけを見ても、文法重視テキストだけに頼る授業をしていると、「授業が文法的知識の片側通行的な受け渡しに終始する」(GIDE(20156:87))ことになりかねず、スペイン語で情報発信する能力は容易には養われないことが予想される。 また、文法重視のテキストでは、いわゆる親族名称そのものがまとめて取り上げられることがほとんどない。そこで、家族をテーマにした教材を作成する際に参考になるテキストのアクティビティ例やその取り上げ方についての先例を紹介した。家族は社会文化項目として様々な観点から取り上げることも可能な、大変興味深いテーマであり、今回のワークショップでもスペイン語圏の人々の姓姓名、婚姻関係の有無、スペイン王室のメンバーについて言及した。 そんな中で、スペイン語の親族名称を学ぶにあたり、今回あえてスペイン語圏ではなく日本の架空の家族を題材とする理由について担当者の考えを述べた。まず、スペイン語圏の人々の典型的な姓名を覚える、など社会文化項目に関わる要素は可能な限り教案に加えるべきであるが、日本の学習者にとっては、新出のスペイン語圏の人の名前の読み方と親族名称の語彙がほぼ同時に出てくると記憶の負担になり、スムーズに発話ができないことがある。(→ テキストの家系図の中で、人物の名前と親族関係の語彙の一部が同時に問われる出題など) また、家族について話す場合、生徒の家族について問答をおこなうという活動もできるが、現実を語ることは時としてデリケートなテーマになりうる。入門レベルでは簡単な構文のやりとりができれば十分なので、多くの人が知っている架空の家族、例えば『サザエさん』の磯野家を題材にすることで、学生の興味をひく活動ができるのではないかと担当者は考えた。 『サザエさん』を知っている学習者であれば、登場人物の名前の読み方に気をとられることなく、新出のスペイン語の親族名称を覚えることに集中できる。また、日本のアニメは世界的に人気があるが、担当者が知る限り『サザエさん』は外国での放映がないので、スペイン語圏出身者で日本のアニメに興味を持つ人に登場人物の簡単な紹介をするという活動もできる。
模擬授業ではプリントを配布した。授業運営上、留意したのは以下の点である。
-『サザエさん』は日本で知名度が高いアニメ作品であるが、よく知らない生徒もいることを想定する
- 著作権上の問題があるので、画像使用はあくまでも教室内での活動にとどめる
- 磯野家の親族名称をとりあげると、義理のきょうだいや舅姑、婿などの関係に言及する必要も出てくるが、この関係をあらわすスペイン語の語彙は入門レベルで必ずしも必要ではない。今回の授業では cuñado/a を語彙リストに掲載したが、たとえば、「義理のきょうだい」→ el/la hermano/a del esposo / de la esposa のような言い換え語を導入するほうがよいかもしれない。
最後に、今回のワークショップの参加者の皆様にお礼を申しあげる。
RESUMEN
PowerPoint

2. GIDE(2015)『スペイン語学習のめやす』を利用して所要時間20分の教案を作る
TBLT (Task-Based Language Teaching タスク・ベースの言語指導)で行う『スペイン語学習のめやす』を利用した教案の作成
テーマ11:家(『スペイン語学習のめやす』pp.60-61, pp.125-126)
担当者:横山友里
RESUMEN
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MATERIAL02

La celebración de la Reunión del Taller de Didáctica de Español de Kansai.

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* Fecha y hora: Viernes, 1 de julio de 2017, de 10:00 a 12:00
* Lugar: Ibaraki-shi Fukushi Bunka Center, Sala 201
Dirección:Ekimae 4-7-55, Ibaraki, Osaka
(A 7 minutos a pie desde la estación de Ibaraki de la línea JR o de la de Ibaraki-shi de la línea Hankyu)
http://www.ibabun.jp/map_fukushibunka.php

*Temas de la reunión de julio

1. Elaboración de unidades didácticas de aproximadamente 20 minutos utilizando
"Un modelo de contenidos para un modelo de actuación"(GIDE 2015)
Objetivo: Hablar de la familia: utilizando el manga japonés Sazae-san
Tema 1: Hablar de uno mismo, de la familia y de los amigos (“Un modelo de contenidos”: pp.40-41, pp.105-106)
- A cargo de Terumi Ezawa
RESUMEN
PowerPoint

2. Elaboración de unidades didácticas de aproximadamente 20 minutos utilizando
Elaboración de unidades didácticas a través del enfoque por tareas (TBLT)
Tema 11: La casa (“Un modelo de contenidos”: pp.60-61, pp.125-126)
- A cargo de Yuri Yokoyama
RESUMEN
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