時制の教え方についてのグループディスカッション

グループ2の議論内容の要約

・「直前過去」という名称は,あまりなじみがないが,授業で扱っている人がいる。(A2-4)
 ・点過去より線過去を先に出している教科書もあるが,必ず点過去を先に教えている(B1)理由は?
   →用法が単純だから。
 ・点過去と現在完了の使い分けなど,地域差が原因のひとつである,揺れ。
 ・短い例文ではコンテキストがわかりにくいので,そのカバーのための説明に時間がかかる。(B2-3)
 ・長文(B5)というのは,どれくらいの長さのことなのか?
 ・tenia / tuve que 〜の違いは,「状況のみか実際に行われたか」であると説明されるが,果たしてそう言い切っていいのか?(C4)
 ・queria / quise 〜の違いは?(C18)
 ・名称について
   線過去/点過去,現在分詞/過去分詞など,学習者の混乱を招く可能性のある用語は,問題である。cf.ハッキリ過去/ボンヤリ過去,開過去/閉過去
   そもそも,点過去がスペイン語でindefinido(不定過去)という名前である理由は?(C32-33)
 ・活用形を覚えていないと授業が前に進めないのは,苦しい。文法用語や活用形と,用法や具体的使い方を,どういう配分で教えるのか。(C36-39)

 

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