田辺加恵さんのcharla内容

「第二外国語の授業(講読)におけるスペイン史紹介の一例」

「読んで訳す」の購読の授業は、学生にとって単調で退屈なものになりがちである。
授業中にスペイン語圏の歴史および文化紹介の時間を設ければ、それが学生の学習意欲を高める一助になると考えられる。
もっとも教師にはそれぞれ専門分野があり、どんなテーマでもうまく説明できるとは限らない。しかし学生にとって我々はあくまでも「スペイン語教師」である。スペイン語圏のことなら全て知っているという堂々たる態度で話すべきであろうし、また実際にそうなれるよう日々研鑽を積む必要がある。
いずれにせよ大事なことは、学生に対し、彼らがまだ見ぬ広い世界への扉を示し、それを開けてやることであろう。

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