特別教室での授業実践(3

LL授業について

 

1.暗誦(三人一組)、テキスト指定

日常会話文を暗誦することで、最終的に会話、文法の授業などにつながる

発音指導については基本的な注意に留め、別機会に講読のテキストを

読ませるなどしてチェックする

 

座席指定(前・後期で入替)

 

2.聞き取り、書き取り(別テキスト、音楽など、プリント配布)

グループごとの暗誦時間、おもに待ち時間を有効利用するため

ヒアリングの練習

ネイティブの多様なスペイン語を聴く機会

 

3.文法事項確認練習問題

文法、講読授業のつなぎ

ペアでの作業など

 

4.映像資料

ドキュメンタリー

  中南米(ペルー、ボリビア、チリ)、歴史文化、音楽など

インタビュー(アーティスト)

   ↓

ドキュメンタリーの場合、質問表を予め準備して学生に回答させる

あるいは、簡単なレポートを書かせることで学生自身の考えを知る機会にもなる

   ↓

学生の反応は悪くない

 

吹き替えよりテロップのほうが聞き取り練習にもなるのでベター

スペイン語のバリエーション(国別、地域差、個人差など)を肌で感じることができる

スペイン語だけでなくスペイン語圏の多様な歴史文化、人々の生活に触れる機会

学生の学習進度に合わせて教材選びをする

  →少しでも聞き取れることで学習意欲の向上につながるなど

 

5.自己評価(学期末ごと年2回)

学生による学生自身の評価

学習意欲の確認、問題点(分からないこと、難しいこと)、授業への要望など
(藤井 希伊)

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