小山 朋子さんのcharla内容
「外国語の授業における歴史文化コーナーについての学生へのアンケート結果」
スペイン語文法の授業で、マチュピチュのビデオ(NHK世界遺産)を二日に分けて鑑賞。前半に紹介される基礎データをふまえ、学生は、マチュピチュがどのようにして造られたか、つまり、石の調達方法や削り方などを考えた。学生は、データを理解したうえで、様々な、創意に富んだ答えを導き出した。クイズ形式にすることで、歴史文化のコーナーにより興味を持ってもらえるということが分かった。
二日目、ビデオの後半でその正解を見た後、外国文化についてのアンケートを行った。外国文化に関心がある学生の比率が非常に高いのに対し、中南米文化に限定した場合、関心度はやや低くなる傾向にあった。語学の授業中に歴史文化を紹介することについては、100%の学生が「意義がある」と考えていた。理由として、学習意欲の向上のほかに、言語と文化の繋がりの重要性を指摘する学生も多かった。